前回の回答は、
無銘(尻懸)でした。
特徴:大和国尻懸則長の作品で大和には、尻懸、当麻、保昌、手掻、千手院
等おりますが、その中で、尻懸は互の目がやや目立つ点が多く、
大和伝の尻懸の初期、尻懸の則長はその祖として、特に地金の良さには定評がある。
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第300回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成26年7月18日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:39.2センチ
反り:1.3センチ
目釘穴:1個
元幅:3.1センチ
先幅:2.28センチ
重ね:0.73センチ
体配:身幅、重ねしっかりとした反りのある体配の良い脇差
地鉄:小板目肌良く練れて地錵が付き綺麗な地金となる。
刃紋:匂出来で刃区より直刃出来その先丁字乱れ、
匂口柔らかく足良く刃入り、葉が柔らかく働き帽子丸く返る。
ヒント
1:茎尻が栗尻
2:匂出来で刃区より直刃その先、独特な丸みを帯びた丁字乱れ
3:帽子は丸く返る
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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