前回の回答は、
備前長船横山祐包(初代)/安政四年二月日 友成五十八代孫でした。
特徴:初代祐永の兄の祐盛が祐定家の養子になった為祐永は父の跡を継ぐ
更に横山祐包は横山祐盛の養子となり祐永より鍛刀技術を学ぶ。
初代:横山加賀介祐永は友成五十六代孫と裏に銘を切り横山祐包は友成五十八代孫と切る。
刃紋は祐永独特の匂出来丁字乱れを焼き弟子の祐包も同様な刃紋を終生制作する。
この独特の丁字乱れは長運歳綱俊が時代から見て早く行っているので
その後この丁字乱れを横山一派の看板として制作し盤石な物として取り入れていったと考えられます。
匂出来丁字乱れは独特の刃紋で多くの愛刀家に好まれた作品です。
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第301回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成26年7月25日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:71.0センチ
反り:2.1センチ
目釘穴:1個
元幅:3.30センチ
先幅:2.93センチ
重ね:0.63センチ
刀身重量:1005グラム
体配:身幅3.3cmと広く重ね厚く反り深く
大切先の豪壮な体配をした刀で表裏に棒樋をほる。
地鉄:小板目肌良く詰んで地錵が付き、精良な地金となり綺麗な地肌となる。
刃紋:小錵出来、互の目乱れに丁字乱れが混じり
足が入り刃中、砂流、金筋が良く働く
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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