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鑑定会:第302回



前回の回答は、
泰龍齊宗寛造之 應鈴木正春需/文久二年三月日でした。
特徴:泰龍斎宗寛は奥州白河の阿武隈川近辺で生まれ、
嘉永4年に江戸に出て、深川は箱崎に居住し、その後古河藩の抱え工となった。 
安政4年頃には彼独特の隷書体で銘を切る様になる。
刀身彫りにも優れ多くの作品を残す。
身幅の広い作品が多く出来の優れた作品が多い。
当初、固山宗次風の互の目乱れの作品が大方のですが、
その後、彼独特の作品を制作するようになり、
頭の揃った互の目乱れが多く地には映りが現れる作品が多くなります。
本作は正に3.3cmの元幅の作品で、大切先の豪壮な作品で
出来も素晴らしく無瑕、無欠点の最上の作品です。
廃刀令以降刀剣の製作は廃業する。
明治十六年一月二十三日に亡くなる。
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第302回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成26年8月1日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:2尺2寸8分(約69.09センチ)
反り:6分(1.8センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.26センチ
先幅:2.4センチ
重ね:0.78センチ
体配:身幅広く重ね厚く反り深く切先が延びた体配の良い刀
地鉄:小板目肌良く詰んで地沸が付き綺麗な地金となる。
刃紋:小沸出来、匂出来風となり刃区より直刃、その先互の目乱れとなり重華丁字乱れとなり帽子乱れ込む。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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