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お知らせ

鑑定会:第315回



前回の回答は、
越前守助広(二代)/以地鉄研造之でした。
特徴:越前守助広は寛永14年(1637年)に摂州打出村に生まれ、
通称を甚之丞と称し、江戸時代、大阪で井上真改と共に活躍した筆頭であり
江戸の虎徹と共に愛刀家垂涎の刀と云えます。初代助広すなわち、
そぼろ助広と云われた刀工である初代助広の門人となる。
初代助広の作風は丁字刃に映りが現れる一文字を思わせる作風で、
一世を風靡した。そこで師匠の作風を学んだが、その後、濤瀾乱刃と
称される匂口の深い互の目乱れを完成させ、多くの刀工に強い影響を与えた。
本作は角津田と称される寛文時代の作品で、匂口の深い大互の目乱れを焼き、
刃中、砂流、金筋が働き覇気のある作品です。
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第315回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成26年10月31日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:2尺3分(61.52センチ)
反り:5分(1.515センチ)
目釘穴:3個
元幅:2.45センチ
先幅:1.72センチ
重ね:0.48センチ
体配:大摺上無銘の刀で反りが浅く細身の優美な体配をした太刀
地鉄:小板目肌良く詰んで地沸が微塵に付き整備な美しい地金となる。
鎬地も同様に小板目に杢目が交じる
刃紋:小沸出来。丁字乱れ足、葉が良く入り、飛焼きがかかり
ハバキ元は二重刃風となり、帽子乱れ込んで先掃き掛て小丸に返る。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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