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お知らせ

鑑定会:第316回



前回の回答は、
無銘(伝信房) でした。
特徴:信房は古備前と古一文字とに分かれるが、本作は古備前に極まった作品で
味わいのある格調の高い作品です。幸いにも鎬地に棒樋が彫られていない為
鎬地の地金の様子が見て取れる。古備前の体配は腰反りが高く先に行って、
うつ伏せになりますので、体配からかなり磨上げられた作品である事が
良く分かります。瑕や欠点がないのは丸鍛えと称して、
芯がねを入れない刀である事が良く分かります。 
鑑定書は光中の折り紙があり最も貴重な折り紙として評価されております。
貴重な古備前の格調の高い作品として是非お勧めしたい作品です。
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第316回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成26年11月7日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:68.7センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:3個
元幅:2.85センチ
先幅:1.81センチ
重ね:0.68センチ
体配:身幅やや細く、重ね厚く、反りの浅い刀。鎬造。庵棟。
地鉄:板目肌に杢目流れごころに交じり、地沸付く。白け映りが立つ。
刃紋:細直刃、匂口しまりごころに小沸付き、棟焼かかる。匂口明るい。
帽子大丸風に浅く返り、先僅かに掃きかける。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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