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お知らせ

鑑定会:第350回



前回の回答は、
出羽大掾藤原国路/寛永元年吉日 でした。
特徴:出羽大掾藤原国路は堀川国広のの弟子で、最も著名であり
高齢迄制作した為比較的制作本数が多く遺作が数多く残されている。
天正四年頃(1576)の生まれで、最晩年の作刀が明暦三年(1657)頃とみられる
制作時代は慶長より寛文迄続く当初国道と称し後に慶長十九年から
二十年(1614 から1615)にかけての間に出羽大掾を受領したと思われる。
元々兼道の系統として三品帽子といわれる独特ののたれて返る刃紋が特徴で
越中正俊、初代丹波、伊賀守金道も同様な切っ先の刃紋である。
一般的に出羽大掾国路の地金は相州伝に近い作品が多く
地金がざんぐりとして肌立ち柾に流れる強い地金が多い。
しかしながら本作の如く精美な大阪地金を思わせる出来も多く技量の優れた作品が多い。
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第350回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成27年08月07日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀はだれでしょうか。
刃長:71.6センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:1個
元幅:3.19センチ
先幅:2.18センチ
重ね:0.72センチ
体配:身幅広く重ねやや厚く反り適度に付き体配の良い刀
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵が付き見事なよくねれた大阪地金となる。
刃紋:刃区より直刃、その先丁字乱れとなり逆さ丁字が混じり刃中、砂流が盛んに働く
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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