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お知らせ

鑑定会:第359回



前回の回答は、
於大阪和泉守国貞
でした。
特徴:和泉守国貞は井上真改の親という所から親国貞と云われている。
和泉守国貞(初代)は、天正十七年(1589年)日州に、
五郎右江衛門良光の長男として生まれ、上京して同郷の出身堀川国広の門人となる。同門の先輩であった越後守国儔(くにとも)に学んだ。
元和六~七年(1620~1621年)には初代国助と前後して大阪に移り、
嫡子である井上真改をはじめとして多くの弟子を育てた。
元和九年(1623年)九月十五日に和泉守を受領。
本作はその直後の初期作である。後に入道して道和と号す。
著名な刀工である井上真改の親に当たる為、「親国貞」ともいわれている。
慶安五年(1652年 九月十八日に承応に改元) 没。江戸時代より大阪新刀の祖と称えられる。
比較的長寸の刀が多く作刀数も多い。
本作は身幅が広めでがっしりとした健全な刀で出来も良く是非御薦めしたい作品です。
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第359回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成27年10月23日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀はだれでしょうか。
刃長:2尺1寸1分(63.93センチ)
反り:6分(1.8センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.35センチ
先幅:2.67センチ
重ね:0.65センチ
体配:身幅広く、重ねしっかりとした刀。表裏に樋を彫る。生茎。
地鉄:小板目肌良く詰んで地錵付き、冴える。
刃紋:錵出来、浅くのたれ、喰違刃、小互の目交じる。
砂流さかんにかかり、匂口深い。帽子先小丸に返る。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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