前回の回答は、
長谷部国信でした。
特徴:
長谷部国重一派はほとんど刀の制作は行われず短刀の制作が圧倒的に多い。
通常短刀の長さより長く寸延び短刀と称される作品を多く制作している。
地金は詰んだ作品よりやや肌立つ作品が多く刃紋は皆焼出来となります。
茎は短めで栗尻となります。
初代の国重の出来とやや異なるのは刃紋の焼き下げが強い点と言えます。
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第421回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成29年1月14日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀工は誰でしょうか。
ヒント
体配:摺上げられた刀で身幅、重ね尋常で反りやや浅く付き切先が長く延びる。
地鉄:板目肌に杢目肌が混じり柾に流れ地景が入り独特の地鉄となる。
鎬地:平地と同様に板目肌に杢目肌が混じり柾に流れる。
刃紋:小のたれに互の目乱れが混じり総体に砂流が良く掛かりよく錵付き湯走り、細かな金筋が混じる。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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