前回の回答は、
粟田口近江守忠綱(二代)でした。
特徴:粟田口近江守忠綱は初代近守忠綱の子で後に二代を継ぎ一竿子と称した。彼の作風は初代同様の足長丁字乱れ、濤乱刃、直刃出来更に本作の如く匂口の深いのたれ刃を焼いております。銘振りから二代一竿子の元禄頃の作品で銘の綱の部分によって判別が出来ます。
体配が良く地金も素晴らしく刃紋は野趣に富んでいます。
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第423回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成29年2月4日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀工は誰でしょうか。
ヒント
1:反りの浅い体配をした刀。
2:切れ味が良く高い評価をされた作品です。
3:茎尻の形態は画像の通りです。
4:帽子の形態は「蛇の頭」といわれくびれて丸く返る作品が多い。
5:刃紋は互の目乱れに刃中、砂流がかかり金筋が働き明るく冴えた作品が多い。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)