前回の回答は、
守次(古青江)
でした。
特徴:反りが深く一見して鎌倉以前の刀工と鑑せられる。
青江は刀銘に切りますが、例外的に守次は太刀銘に切ります。
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第434回:今回の鑑定 誰でしょうか?
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:72.3センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:1個
元幅:2.91センチ
先幅:2.03センチ
重ね:0.74センチ
時代:南北朝時代末期から室町時代初期
体配:大摺上無銘で身幅尋常な重ねやや厚く反りやや深く切先の延びた体配の良い刀。
地鉄:板目肌に杢目肌が良く練れて地金の様子が良く見て取れ地錵が付き地景が働く。
刃紋:錵出来直刃基調にのたれは門が混じり刃中、足、葉、砂流、細かな金筋が働く。
特に物打ち近辺からの刃紋は激しく来国次を思わせる出来です。帽子は丸くは襟大きく焼き下げる。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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