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鑑定会:第438回



前回の回答は、
肥前国播磨大掾藤原忠国
でした。
特徴:肥前国播磨大掾藤原忠国は三代が数えられるが、本作は初代による刀
初代忠国は初代忠吉の門。慶長三年(1598)に生まれた。父は本名を橋本六郎左衛門といい、
初代広貞である国広の弟として生まれ、初銘を肥前国住人広則と銘し、後に吉家と改銘した刀工。
忠国は寛永十一年(1634年) 三十七歳で播磨大掾を受領して忠国と改銘、同時に小城藩の抱工となる。
肥前に住し、播磨大掾藤原忠国と銘し、後に播磨守と改銘。晩年には入道して休鉄と号した。
元禄四年(1691年)九十四歳にて没した。新刀上作に列せられている。茎に菊紋を切ったものもある。
匂口の深い互の目乱を得意とする技倆の極めて優れた刀工である。
本作は珍しく直刃出来で明るく冴えた刃紋です。ない作品です。 
銘も源清麿銘ですので是非御薦め致します。
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第438回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成29年5月13日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
ヒント
刃長:71.6センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:1個
元幅:3.1センチ
先幅:2.27センチ
重ね:0.73センチ
体配:身幅が広く重ね厚め反りやや浅く切先が延びた体配の刀
地鉄:小板目肌良く詰んで地錵が付き綺麗な大阪地金となる。
鎬地;板目肌柾に流れる。
刃紋:刃区より直刃その先互の目乱れに丁字乱れが混じり足良く入り
拳丁字みだれとなり刃中、砂流、細かな金筋が入る。
1: 反りが浅い
2:茎の先端が画像の通り
3: 地鉄が綺麗
4:丁字乱れで独特な拳を見る様の刃紋が多い
5: 5字銘
刃長:71.6センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:1個
元幅:3.1センチ
先幅:2.27センチ
重ね:0.73センチ
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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