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鑑定会:第467回



前回の回答は、
肥前住播磨大掾藤原忠国(初代)でした。
特徴:初代忠国は初代忠吉の門。慶長三年(1598)に生まれた。
父は本名を橋本六郎左衛門といい、初代広貞である国広の弟として生まれ、
初銘を肥前国住人広則と銘し、後に吉家と改銘した刀工。
忠国は寛永十一年(1634年) 三十七歳で播磨大掾を受領して
忠国と改銘、同時に小城藩の抱工となる。肥前に住し、播磨大掾藤原忠国と銘し、
後に播磨守と改銘。晩年には入道して休鉄と号した。
元禄四年(1691年)九十四歳にて没した。新刀上作に列せられている。
茎に菊紋を切ったものもある。
匂口の深い互の目乱を得意とする技倆の極めて優れた刀工である。
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第467回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成29年12月2日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
ヒント
はばき:金無垢30グラム
刃長:70.0センチ
反り:2.3センチ
目釘穴:3個内2個埋
元幅:2.75センチ
先幅:2.03センチ
重ね:0.6センチ
体配:大摺上無銘で身幅、重ね尋常な反りの深い堂々とした体配の太刀姿
地鉄:板目肌に大板目肌が混じり地錵が厚く付き
地景が現れ、縮緬肌と呼ばれる地金となる。
地には鮮明な映りが現れる。
鎬地:板目肌の大板目肌が見て取れる
刃紋:錵出来直刃基調に足、葉が盛んに働き
刃中、砂流、金筋が働き
帽子やや匂口深く乱れこんで返り足、葉が絡む。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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